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出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代

→相変わらずこの人の罵詈雑言は芸術の域に、って前回も書いた気が…。エロ漫画業界の実録本としては出色のデキ。つか､“唯一の”といった方がいいのか…。70年代末のエロ劇画全盛期から90年代初頭の有害図書規制騒ぎ､そして現在の出版不況へ至る業界の内情が結構詳しく書かれてあるので､エロ漫画のレヴューやっている人とか､この手の話題に興味がある人には堪らないと内容だと思う(モチロン多少の誇張､脚色が含まれているのを承知した上での話だが)。