ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)

ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)

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→何の予備知識も無く、ハッキリ言って表紙買いをしてしまったのですが思っていた以上に面白く、いい意味で裏切られました。お話としては小さな書店の舞台にした群像劇なんですが、女店長のひまわりさんと彼女を慕う主人公のまつりのほか、全編で百合テイスト満載だから読んでいて思わずニヤニヤしてしまう。そして何よりも本に対する愛情がこれでもかと溢れているのが素晴らしいと思いますよ。ただ現実の世界は書店の系列店化が進んでいるうえに、本そのものが売れなくなっているから、個人経営の本屋は次々と街角から消えているんですよね。この漫画で描かれるよーな、本屋を中心に人々の交流は生まれにくくなったなァ、などと考えるとちょっとだけ複雑な心境になります。→待望の4巻は新谷くんが夕子さんへの思いに結論を出すという、物語前半の山場となりました。ただし、夕子さんの過去、特にどうして彼女が人柱にされたのかとゆー話の根幹に関わる謎は全く見当がつかないので、今後の展開が物凄く楽しみですな。つか、そんな事よりも夕子さんの仕草一つひとつが可愛さ炸裂で、生きているのが本当に辛い(w それと、かけ替えカバーのためだけにガンガンJOKERを買わされるハメになるのは孔明の罠なのか?(ぉ