さえもえな日常 (リュウコミックス)

さえもえな日常 (リュウコミックス)

→pixivで一目惚れして以来、注目していた作家さんの初単行本(実は別名義で1冊出ているらしい…)。代々神職の家系に生まれ、巫女の属性を持った双子が夢と現の間で様々な事件に巻き込まれるといった話らしいけど、A田さんの貧弱な文章力と語彙では上手く説明できない。昭和初期をベースにしつつも、古めかしい路面電車iMac G4が同居し、なぜか多脚戦車まで登場する一見奇天烈な世界観は、レトロとモダンの折衷加減が絶妙で、個人的には鶴田謙二先生の作品に通じるものを感じた。デコでニーソの委員長も捨て難いが、一番のお気に入りはiMac G4を巧みに操る猫の先生ですな(エー