『代車生活』始まる

愛車キューブは修理のため工場へ(といっても、フロントバンパーを交換するだけなんスけど)。代車はワゴンRです。ハンドルが何気に重い、ブレーキの利きも今ひとつ甘いような気がする、そんな些細なことは眼をつむりましょう。しかし、エアコンがぶっ壊れてるのはいただけない(窓全開の方が涼しいってどうよ!)。マジで死ぬ思いしました。

昨晩はベッドに寝転がって「真贋の森」を読んでるうち、そのまま落ちてしまいました。表題作は完全なフィクションなんですけど、閉鎖的な日本の官学、学閥への痛烈な批判に満ちていて、実に松本清張らしい作品だなーなんて感じたり。あと、強烈な天才の前に敗北した一凡人が陰湿な復讐を果たす「装飾評伝」も良かった。清張文学の真髄は短編にありですな。